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【Shopify】ネットショップの管理画面をわかりやすく説明します(商品管理編)

こんにちは。
JoolenECチームです。

 

いきなりですが、ネットショップを始めたい、と思った時に、

  • やってみたいけど、自分で操作できるかな?
  • どんな画面でどんな操作をするんだろう?

という不安がある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

 

実際に「ネットショップ 制作」などで検索してみると、ある程度慣れている方向けの情報だったり、ボリューミーな記事が多くヒットしました。

もちろん、慣れてくればそういった記事もとても参考になると思うのですが、

まずはシンプルで、わかりやすい説明の記事があっても良いのではないか、と思いました。

 

そこで今回は、ネットショップが初めての方向けに、Shopifyの実際の管理画面をお見せしながら、ご説明したいと思います。

商品管理編 その1です!

 

管理画面を見てみる

何はともあれ、管理画面を見てみましょう。

なんだか色々書いてありますね。

今回は商品管理編なので、商品管理を選択します。

 

商品管理画面へと移動しましたね。

 

商品管理画面について

商品管理画面とは、Shopifyで取り扱う商品情報を管理する画面です。
その他、ギフトカードの発行もこちらから行います。

 

初期状態では何も商品が登録されていないので、このような画面が表示されます。

 

商品を登録してみよう

今回は、「商品を追加」ボタンをクリックして、試しに商品を登録してみましょう。

 

すると、登録したい商品の情報入力画面に移動します。

まずは画面を見てみましょう。

 

うーん、項目、いっぱいありますねえ・・

実際に運用する際は、商品ごとに販売や管理上必要な項目を入力するのですが、

今回はお試しですので、最低限の項目を入力して商品を登録してみましょう。

イメージ重視です。

 

 

こんな感じで登録して・・・

 

実際のショップ画面はどんな感じか見てみると・・・

 

 

こんな感じで表示されました!!!

 

補足:実際に商品を登録する場合は?

今回はお試し版として最低限の項目のみ登録していますが、実際には商品のタイプやコレクション(カテゴリのようなもの)、タグなどを登録したり、商品のバリエーション情報(色やサイズなど)なども登録することが可能です。

登録する商品が多い場合は、csvファイルを使ってまとめて登録することもできます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事を通じて、ちょっとでもネットショップを身近に感じていただけたら嬉しいです!

 

 

最後に宣伝です。

Joolenでは、ShopifyをはじめとしたEC制作を行なっています。

質問やご相談だけでももちろんOKですので、ネットショップ開設でお悩みの際は

ぜひお気軽にご連絡ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

【Shopify】IT導入補助金を申請する方法

IT導入補助金

こんにちは、JoolenEC制作チームです。
本日は、IT導入補助金を使って、Shopify製のサイトを実質1/3以下の料金で制作する方法をご紹介します。

「このページさえ読めば制度の大筋が理解できる」を目指して詳しく説明してみました。

それでは早速行きましょう。

IT導入補助金とは

補助金の概要

IT導入補助金は、比較的小規模の事業者に対して、事業のIT化を進める為のITツールを導入する費用を国が補助してくれる制度です。

ITツールとは、ShopifyやEC-CUBEのようなECサイト構築の為のパッケージもあれば、在庫管理システムや受発注管理システム等、多岐にわたります。

ITツールは国があらかじめ決めている訳ではなく、認定されたIT導入支援事業者が「これをITツールとしてお客様に納品したい」と事前に申請し、認められるとそれがITツールとなります。

補助率について

無制限に補助される訳ではありません。

ECサイトの場合は、通常枠ではなくデジタル化基盤導入類型という枠の方で申請可能で、補助率は大まかに2/3です。

また補助額の上限は350万円となっています。

以下のシミュレーターで計算可能です。

https://www.it-hojo.jp/first-one/digital-type.html

※「会計・受発注・決済・ECの機能数」には2または3を入力してください

※「補助金対象経費」に制作業者に支払う金額(税抜)を入力してください

誰でも申請できるの?

制度趣旨として「中小企業や小規模事業者に対する支援」という前提があります。

その為、大企業にあたる企業や、親会社が大企業である企業は申請ができません。

大企業の定義は細かくありますが、会社規模がかなり大きいと自認している場合は事前に事務局に問い合わせてみましょう。

どの制作会社に頼んだら良いの?

制作会社の大前提

どの制作会社でも良い訳ではありません。

まずその会社がIT導入支援事業者である必要があります。

さらに、その事業者がお目当てのITツールの取り扱い認可を受けている場合に限り、申請が可能です。

例えば、以下のような業者にShopify制作を発注しても申請はできないので注意が必要です。

  • Shopify制作はできるが、そもそもIT導入支援事業者の認可を受けていない
  • IT導入支援事業者でShopify制作もできるが、ShopifyをITツールとして申請していない

ちなみに弊社ジョーレンはECサイト構築の専門企業ですので、ShopifyEC-CUBEをITツールとして申請し認可を受けています。
(もちろんIT導入支援事業者としても認定を受けています。)

審査に通りやすくなる方法はある?

審査の加点項目について

審査において加点項目/減点項目があります。

ただ、このブログは同業他社さんも見ていますので正直大っぴらには説明したくない気持ちもあるのですが(汗)、今回は一部をご紹介します。

主なものとして、以下のいずれかを満たすと審査時に加点されます。

  1. 所属自治体が定める地域未来牽引企業に認定されている
  2. 毎年1.5%の賃上計画を定めて社内で宣言している
  3. 国が定める「サイバーセキュリティお助け隊サービス」を同時に申請する

1.は中々ハードルが高いですが、2.と3.に関しては多くの企業で実施可能かと思います。

2.に関しては、どのように宣言すれば良いか、ECサイト制作等を依頼する予定の業者さんに聞いてみましょう。

3.に関しては、公募要領にも明確に「加点される」と記載されています。

こちらのページの中腹にもその旨が記載されています。

以下はスクリーンキャプチャです。

サイバーセキュリティお助け隊
ページ中腹のスクリーンキャプチャ

Shopify等と同時に申請する必要がありますので、依頼予定の業者さんが「サイバーセキュリティお助け隊サービス」の販売代理店であるかを確認しましょう。

ちなみに販売代理店かどうかはこちらのページで業者名を検索する事でも分かります。

サイバーセキュリティお助け隊の代理店マーク
弊社ジョーレンを検索した場合。サイバーセキュリティお助け隊マークが表示されている

他にも「インボイスを見据えたITツールであるか」等細かいノウハウもございますが、この度は割愛します。

まとめ

以上がIT導入補助金の概要となります。

大きくまとめますと…

  • 申請者は中小企業である必要がある
  • 制作会社は認可されている企業でなければならない
  • ITツールも認可されているものでなければならない
  • 事務局により公開されている加点要素がある
  • 審査に通過すればかかった費用の約2/3が後日振り込まれる

といったところになります。

せっかく用意されている補助金なのですから、上手に利用して事業発展に役立てたいですね。

ぜひご検討ください。

尚、弊社はShopifyやEC-CUBEなど、ECサイトに特化した制作会社です。

IT導入支援事業者として補助金の申請も可能ですし、申請料も一切頂いておりません。

また「審査に通過すればご発注」という流れで全く問題ございません。

よろしければ以下のリンクからお問い合わせ頂けますと幸いです。

Shopifyでどんなサイトが作れるの?(ネットショップ制作イメージ)

ショップイメージ

こんにちは!

JoolenEC制作チームです!!

 

先日、お客様から「Shopifyをネットでなんとなく調べてみたけど、どんなサイト(ネットショップ)になるのかイメージが想像できない」というお話をお聞きしました。

はい、実に良いヒントをいただきました。

確かに、一念発起していざネットショップを作ろう、と思っても、実際どんなお店ができるのかはイメージしづらいですよね。

 

そこで、今回はShopifyで作られたサイトをいくつかご紹介し、こんなサイトが作れるよ、というイメージをお伝えしたいと思います。

 

Shopifyで作られたネットショップ

ブルーボトルコーヒー

ブルーボトルコーヒー 公式オンラインストア
出典:ブルーボトルコーヒー 公式オンラインストア
URL https://store.bluebottlecoffee.jp/
取扱商品 コーヒー、抽出器具、ボトルなど
使用テーマ 有料テーマ
主な機能、特徴 メールマガジン、キャンペーン、ブログ、イベント紹介ページなど

 

2015年に日本に上陸し、高級コーヒーを日本に流行させたと言っても過言ではないブルーボトルコーヒーのオンラインストアです。

シンプルなデザインながらも高級感と落ち着きがあり、ブランドのコンセプトに合ったサイトづくりがされています。

・・・小難しいことを言いましたが、オシャレだけど見やすく使いやすいサイトです。

商品の販売だけでなく、ブランドの紹介ブログやオンラインのイベント案内ページなども用意されています。

こちらはブランドサイトとECサイトが一体となっています。

実際の店舗、ブランドのイメージをうまく表現しているサイトになっていると思います。

 

 

COHINA

COHINA STORE公式サイト
出典:COHINA STORE公式サイト
URL https://cohina.net/
取扱商品 アパレル、靴、雑貨など
使用テーマ オリジナル
主な機能、特徴 クーポン、カタログページ、SNS連携、ブログ、検索機能など

 

「身長150㎝前後の小柄女性のためのアパレルブランド」という、最近話題のアパレルショップです。

機能としてはお気に入り機能、ランキング機能、検索ページなどのほか、クーポン機能も使われています。

注目商品の特集ページではカタログを見ているかのようにわかりやすく、実際の商品のイメージが湧きやすいようになっています。

また、Instagramとの連携もされており、実際にInstagramでの新商品紹介なども積極的に行われています。

アパレルに限らず、Shopifyでネットショップを作る上でとても参考になるサイトだと思います。

 

 

カキモリ

たのしく、書く人。カキモリ –
出典:たのしく、書く人。カキモリ – Kakimori
URL https://kakimori.com/
取扱商品 オーダーメイドのノート、インク、その他筆記具
使用テーマ オリジナル
主な機能、特徴 英語対応、使い方・イベントページ、実店舗情報、ブログ、検索機能など

 

最後は、ペンやインク、ノートなどを販売されているカキモリのサイトをご紹介します。

販売だけでなく、ワークショップの動画や商品の使い方とお手入れの説明など、見ているだけで楽しくなる(+欲しくなる)サイトになっています。

また、Webでの表現が難しい「手書き」や「温もり」のイメージをうまく表現されています。

私自身、こちらの店舗にお邪魔したことがあるのですが、実際の店舗の匂いや雰囲気まで伝わってきそうな印象を受けました。

 

 

以上、Shopifyで作られたサイトのご紹介でした!

いかがでしたでしょうか?

今回紹介した3サイトはどれも作りこまれていて、デザインも機能も充実していますが、もちろんもっと機能を絞ったシンプルなサイトを作ることもできます。

少しでもネットショップ制作の参考にしていただけたら嬉しいです!!

 

JoolenではShopify製作を承っています。

質問やご相談だけでももちろんOKですので、ネットショップ開設でお悩みの際は

ぜひお気軽にご連絡ください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

それでは、また!

 

 

【Shopify】商品数が少ないECサイトの魅せ方

ECサイト

こんにちは、JoolenEC制作チームです。

オンラインショップを作る場合、商品数が少ないお店(1~10点程度)と100点以上あるお店では、根本的に作り方が違います。

心がける点と言えば…

  • 商品数が多いなら、商品検索がしやすいUIに
  • 商品数が多いなら、メニューを階層分けして分かりやすく
  • 商品数が少ないなら、商品説明を厚くする
  • 商品数が少ないなら、一点一点の印象付けに重きを置く

などがあります。

本日は「商品数が少ないサイトを作る際に心がけたい点」をご紹介します。

当社の制作実績ではございませんが、「取り扱い商品はチーズケーキ1点のみ」であるMr. CHEESECAKEさんの秀逸なECサイトをご紹介しながらご説明できればと思っております。

商品数の少ないサイトの魅せ方、参考サイト
出典:MR. CHEESCAKE

※ちなみに私の上司もMr. CHEESECAKEさんのチーズケーキを頂いた事があるそうなのですが、とても美味しかったとの事です!

商品説明を厚くする

商品数が多い場合は、商品一覧の視認性を高くしたり、商品説明は要点を絞ってどんな商品かを簡潔にスピーディに伝える必要が出てきますが、商品数が少ない場合は違います。

1点1点の商品説明を厚くしましょう。

訪問者に自社商品の魅力を伝えるのはもちろんの事、文章量が増えることによるSEO効果も期待できます。

ちなみにMR. CHEESECAKEさんの商品ページの長さはこれくらいです!

商品数が少ないECサイトの作り方
出典:MR. CHEESECAKE

派生商品を増やす

派生商品を増やすのも様々な面で効果的です。

例えば、ギフトに好まれる商品であればギフト包装によって商品を分ける事もできます。

通常ギフト包装は商品のオプションとして用意されますが、商品+包装パターンAで1商品、商品+包装パターンBで1商品、という風に、別の商品としてページを設けるイメージです。

もちろん、代り映えのしない包装をいくつ増やしてもあまり意味がないかもしれません。

商品数の少ないサイトの魅せ方「ギフト包装1」
出典:MR. CHEESECAKE

商品数の少ないサイト「ギフト包装2」
出典:MR. CHEESECAKE

他にも、「商品+付属品」を1つの商品として登録するのも良いでしょう。

コンテンツ量を増やす

ただやみくもにコンテンツ量を増やせば良いわけではありませんが、訪問者にとって有益なコンテンツや楽しめるコンテンツを増やすことは、SEOの観点からも重要です。

about us のようなお店を紹介するページを作成するのも良いですし、お客様の声を1ページ使用してご紹介するのも良いでしょう。

まとめ

以上、簡単ではありますが「商品数が少ないECサイトの魅せ方」の基本的な部分をご紹介させていただきました。

我々はECサイト制作の専門企業ですが、それでも日々勉強を続けております。
今後も有益な情報を発信できればと思いますので、よろしくお願いします。

ちなみにMR. CHEESECAKEさんのサイトは「ECサイト制作プラットフォーム・Shopify」を使用して作成されています(記事執筆時)。
弊社はShopifyの専門家でもありますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

日経ビジネス日本急成長企業2022にランクインしました!

日経ビジネス 日本急成長企業2022 売上高を伸ばした100社ランキング

https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00030/032500343/?P=2

にて40位にランクインしました!

千葉では堂々たる1位に輝いております!

これからも「ECのことならジョーレンに任せれば安心」と言ってもらえるよう

従業員一同精進して参ります!

ISMS認証を取得しました!

この度、株式会社ジョーレンは

情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「ISO/IEC 27001:2013」の認証を取得しました。

 

 

登録番号:IA210148

認証規格:ISO/IEC 27001:2013/JIS Q 27001:2014

審査登録機関:EQA国際認証センター

初回認証日:2021年7月13日

有効期限:2024年7月12日

 

お客様の信頼とサービス向上のため、スタッフ一同これからもがんばりますっ!

EC-CUBEからMysqlへのSSL接続を設定する

お世話になっております。株式会社Joolenの白井です。

いつもOSS開発部にてEC-CUBEのカスタマイズ開発とかをやっています。ときどき本体へのコントリビュ〜ションなどもやっています(もうちょっと増やしたいです)。

そんなに派手なことはやっておりませんので、ちまちました設定の話をします。

Continue reading “EC-CUBEからMysqlへのSSL接続を設定する”

「アイデアステーション」サイトをリリースしました

 

アイデア商品を投稿してもらい、

商品化を目指す「アイデアステーション」のサイトを今年2月にリリースいたしました。

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https://ideastation.jp/

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本サイトは、EC-CUBEを用い構築しています。

 

ユーザーは、自分が考えたワクワクしたアイデア商品を「アイデア登録」ページから投稿!

投稿されたアイデアについては、「いいね」「ほしいね」で他ユーザーから評価され、

その結果はランキングにも反映されます。

 

投稿されたアイデアについては、コメント機能を用い、ディスカッションが行えるよう実装しました。

日々「アイデアステーション」スタッフとユーザーが、

投稿されたアイデア商品の実現化に向け、ディスカッションが盛んに行われています。

 

開発中のアイデアもサイト内で共有され、ユーザーは一緒に共創していることを体感できます。

 

EC-CUBEは、商品販売サイトとして構築されるだけでなく、

こういったアイデア投稿サイトとしても利用できます。

 

「こういったサイト構築はできる?」等、

ご相談フェーズから承ることもできますので、お気軽にお問い合わせください。

新規会員登録時クーポン付与プラグイン for EC-CUBE 4.0 をリリースしました!

◯リリースのご案内

集客施策シリーズの「新規会員登録時ポイント付与プラグイン for EC-CUBE 4.0」の売れ行きが好調※だったこともあり、新規会員登録時にクーポンを付与する機能についてのご要望をたくさんいただいておりました。
※オーナーズストア有料ランキング27位(2021年5月12日時点)

??この度、「新規会員登録時クーポン付与プラグイン for EC-CUBE 4.0」をリリースいたしました!??

プラグインの商品紹介バナー画像

 


新規のお客様に会員になっていただくためのキャンペーンは、検証と改善と繰り返しながらより良い方法を探っていくべきものです。
プレゼントする特典の内容によっても違いが出てきます。
EC-CUBEで新規顧客獲得キャンペーンを開催される場合は是非本プラグインのご利用をご検討ください!


◯本プラグインのご利用対象者様

・EC-CUBEでECサイトを運営しているオーナー様、スタッフ様。
EC-CUBE社提供クーポンプラグイン(Coupon Plugin for EC-CUBE4)を利用中 または 今後ご利用予定のオーナー様、スタッフ様。


◯プラグインが提供する機能

本プラグインでは2つの機能を提供しています。
 (1)新規会員登録時にクーポンを自動で配布する機能
 (2)クーポン配布時に自動でメール送信する機能


◯使い方

(1)新規会員登録時にクーポンを自動で配布する機能
新規会員登録時に配布したいクーポンを予めご用意ください。

説明用バナー画像


ご用意いただいたクーポンを登録するだけで完了です。

説明用バナー画像


(2)クーポン配布時に自動でメール送信する機能
 (1)が完了したら、自動メールの内容を編集しましょう。配布したことを消費者に通知します。

説明用メールテンプレート画像

 

○注意事項

※本プラグインはEC-CUBE社提供クーポンプラグイン(Coupon Plugin for EC-CUBE4)がインストールされている必要があります。
予めインストールしてからご利用ください。

 

◯集客施策シリーズプラグインご案内

プラグインの商品紹介バナー画像  

 

ラズパイ で電子ロッカーを作る!(IoTネットワーク構成編)

今回の記事を担当するエンジニアの榎本です。
これまでの記事

電子ロッカー開発始めます → 電子ロッカー開発に至った経緯など
ラズパイ で電子ロッカーを作る!(物理構成編)→ 機器や配線など物理的な構成に関する記事

ラズパイ で電子ロッカーを作る!(ソフトウェア編)→プログラムについて

ここでは、AWSのEC2インスタンス上(EC-CUBE)で動いている「ご近所マルシェ Joolen」がどのようにして「電子ロッカーを開ける」という制御を行っているのかを説明していきます。

ネットワーク構成

IoT構成図

このようになっています。AWSとラズパイ 間の通信のプロトコルにはMQTTを採用しました。

MQTTは簡単にいうと、データを配信するためのプロトコルです。
「非力なデバイスやネットワークが不安定な場所でも動作しやすいように、メッセージ通信電文が軽量に設計されていることが特徴(Wikipediaより抜粋)」で、ラズパイ のような小さなコンピュータでも難なく扱えます。
Web socketにも似ていて、メッセージがPublish(送信)されると簡単に受けてはそのメッセージを拾うことができます。

AWSからラズパイ へのメッセージングに Web APIを使うことも検討しましたが、IoT機器にはセキュリテイ上、固定IPを持たせたくないという思いもありましたので今回の構成になりました。

今回のマルシェではEC2インスタンス上で、EC-CUBEは動いていますが「ロッカーの鍵を開けて!」というタイミングで メッセージを 送信(Publish)しています。流れとしては下記の通りで、仕組みとしては非常にシンプルなものです。
・解錠用のメッセージをMQTT Broker に対して 送信 (Publish)
・ロッカー(ラズパイ)は、MQTT Brokerのメッセージを監視(Subscribe)。MQTT BrokerへのPublishを検知したら後続の処理を行う。

AWSからラズパイ への通信

さて、ここからが本題です。
MQTTのやりとりをするためのサーバ(MQTT Broker)はAWS IoT Coreを採用しました。このIoT Coreへの接続は証明書を使う必要があります(ドキュメント)。
ラズパイ に 証明書を保存して接続、ということも当然可能ですが、小さなIoT機器にセキュリティ情報となる証明書を入れておくのは最善手とは言えません。

ということでIoT 専用のデータ転送サービスSORACOM Beamを使っての接続を行うことにしました。(SORACOM を使った双方向通信のデザインパターンはSORACOMさんによってまとまっています。)
このサービスは証明書の管理や脆弱性への対応等の煩雑な処理をクラウドにオフロードすることができるので、ラズパイ に証明書を保存する必要はありません。

 

下記の通り、ラズパイ 側ではAWS IoT Coreの認証情報を意識することなく接続することが可能です。

SORACOM Beamは非常に安価(1 リクエスト(*) あたり 0.00099 円)かつ、 1アカウントあたり月間 100,000 リクエストまでの無料枠もあるのでとても使いやすいサービスだと思います!

IoTは特にセキュアな接続を心がけていきたいですね。

ご近所マルシェ Joolen稼働中です!

※現在、アトレ松戸 3Fでご近所マルシェ ジョーレン で購入したものを受け取り可能です!(アトレ松戸での2021/5/23まで)

ありがとうございました。